筋肉を痛めるのはどっち?動かし過ぎ?動かさな過ぎ?

施術の現場では「○○が痛い、なんで?」と筋肉を痛めた原因を聞かれることがあります。私はいつも「筋肉を痛める原因は2つあります」とお話しています。1つ目は動かし過ぎ、2つ目は動かさな過ぎです。正反対の2つですが、共に筋肉を痛める原因となります。この記事ではどのようにしてこの2つが筋肉を痛める原因になるのかをお伝えしています。施術の現場でよく聞かれることなので参考になると思いますので続きをご覧ください。

動かし過ぎ


動かし過ぎで起こる筋肉の痛みは主に以下のような症状が挙げられます。もし、あなたが以下の症状でお悩みでしたら動かし過ぎによって起きている確率が高いでしょう。詳しくご覧ください。

  • 腰痛(腰椎4・5番あたり)
  • じっとしていると痛みは少ないですが動きがあると痛みを感じるような腰痛のことです。

  • テニス肘
  • 手首を動かすと肘に痛みを感じるような症状のことです。

  • 肩の前面の痛み
  • 腕を正面に挙げたり、後ろに手を回したりすることで肩の前面に痛みを感じる症状のことです。

動かし過ぎて起こる筋疲労

筋肉は同じ動作を繰り返すことで疲労します。伸び縮みする摩擦や筋肉自体にダメージを受けて炎症が起きます。腰痛などは筋肉に直接、炎症が起こり痛みを感じます。しかし、テニス肘では筋肉ではなく、骨にくっついている付着部と呼ばれるところで炎症が起こるので症状が長引きます。

筋繊維の微小断裂

先ほども少し触れましたが、筋肉は伸び縮みすることによって関節を動かすことが出来ます。その際、重いものを動かしたり、何度も激しく伸び縮みを繰り返すと筋肉の繊維に小さな傷がつきます。これを筋肉の【微小断裂】と言います。これの繰り返しで炎症が起こり痛みを感じます。

施術法

動かし過ぎによって起こる筋肉の痛みは基本的に以下のような考えに基づいて施術していきます。

  • アイシング(冷却)
  • 炎症に対して最も効果があるのはアイシングです。5~10分以内で行います。

  • 程よい圧迫(包帯やテーピング)
  • 患部を圧迫することで炎症を抑え、関節や筋肉の負担を軽減します。(血流障害に注意)

  • 安静
  • 動かし過ぎて起きた痛みなので、炎症が少しおさまるまでは患部の安静が必要です。

動かさな過ぎ


先ほどとは反対に動かなさ過ぎで起こる筋肉の痛みは主に以下のような症状が挙げられます。こちらは痛みが起きている原因や施術法なども正反対になります。もし、あなたが以下の症状でお悩みでしたら動かさな過ぎによって起きている確率が高いでしょう。詳しくご覧ください。

  • 腰痛(骨盤あたり)
  • じっと座りっぱなしや立ちっぱなしで起きる腰痛のことです。

  • 首・背中の痛み
  • パソコンの使用・事務作業が多い人はよく首や背中を痛めています。

  • 五十肩・肩こり
  • 肩関節の動きの減少や筋肉の柔軟性が減少することで起きる症状です。

血流障害による筋肉の緊張?

前のパートでは筋肉は動かし過ぎて痛めるお話をしました。ここでは全く逆のお話です。筋肉にあまりにも動きが少ないと血流が悪くなり、硬くなってしまいます。これを筋肉が【緊張】すると言います。血流が悪いということは血液に乗って必要な栄養や酸素が運ばれてこないため、筋肉の破壊が起きてしまいます。

筋肉の癒着


筋肉は表面と深部など何層にもミルフィーユ状に重なっています。特に肩はこの構造がわかりやすくみられます。筋肉の動きがないと、本来は別々の動きをする筋肉同士がくっついてしまいます。これを筋肉の【癒着ゆちゃく】といい、1つの動作をした時に癒着した他の筋肉までも引っ張られて痛みを感じます。五十肩ではこの状態が起きています。

施術法

動かさな過ぎによって起こる筋肉の痛みは基本的に以下のような考えに基づいて施術していきます。

  • 温める(血流の促進)
  • 動きのない筋肉に対して血流を送るために温めます。

  • 筋肉を伸ばす・抑える(筋肉の柔軟性を促進)
  • 筋肉のポンプ作用を利用して血流を送り込みます。伸ばしたり、抑えたりすると筋肉は血流を促進する特徴があります。(筋肉のポンプ作用)

  • 関節を動かす(癒着を剥がす)
  • 関節を積極的に動かして癒着した筋肉を剥がします。多少、無理をしても動かすことが必要なこともあります。

どのようにして見極めるのか?

正反対の症状に対して、施術の現場ではどのようにして見極めて処置をしているのか?そのような疑問にお答えして私が普段行っている方法をご覧ください。整体師がどのように症状を見極めているかを知るとあなたの痛みがなぜ起きているのか分かりやすくなります。最後のパートですのでお付き合いくださいね、続きをどうぞ!

痛みがどのような状態によって起きているか?

まずは普段の生活で痛みを感じる時を聞きます。例えば座っている時や立ち上げる時のどちらかに痛みがある。これは【動作時痛】と言い、これによってどのような処置をすればいいのかが大まかにわかります。このように痛みがどのようにして起きるかを知ることは施術をする上でかなり大切になります。

直近の生活環境

直近の生活環境で何があったかを聞きます。例えば繁忙期で忙しかったり体調を崩して一日中寝ていたなど正反対の状況です。これによって筋肉の状態や血流が良いのか悪いのかが判別できます。

今までどんなケガをしてきたか?

今までどのようなケガをしてきたのか?どこを痛めてきたのかを知ることで体のバランスが崩れているかどうかを判断できます。また、同じところを何度も痛めているようでしたら完全に施術しきれていなかったと判断することもできます。

以上のようなことを聞き取りして、実際に施術に入っていきます。本日のテーマは筋肉がどのようにして痛めるかというものでした。動かし過ぎも、動かなさ過ぎもどちらも体にとっては負担が掛かるということを知っておいてください。

福島区で整体、整骨院は「ふくしま駅前整骨院」

この記事の筆者
庄本 泰崇(しょうもと やすたか)
福島区の整骨院、「ふくしま駅前整骨院」の施術者。
柔道整復師と鍼灸師の資格を持ち、信念を持って施術を行っています。

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