注目すべき災害で起こるクラッシュシンドローム

最近、大阪で大きな地震がありましたね。

「備えあれば患いなし」と言いますが、地震の備えは万全ですか?

生活必需品など物の備えが必要ですが、見落とされてるのが知識としての備えです。

ここでは災害における備えとして、
意外と知られていないクラッシュシンドロームについてお伝えします。

クラッシュシンドロームとは

クラッシュシンドロームと聞いても、ピンとこない方がほとんどだと思います。

これは、倒壊した瓦礫などの下敷きになることで
体に起きてしまう特殊な変化のことです。

詳しくは以下をご覧ください。

震災、事故などの災害で起こる

大きな事故地震などで長時間物に挟まれることで発生します。

このクラッシュシンドロームが注目されるきっかけが
1995年に起こった阪神淡路大震災です。

この震災では約400人に発症し、
約50人が死亡したともいわれる致死率の高い症状です。

3つの要素

クラッシュシンドロームになるには3つの要素が原因です。

  1. 筋肉が豊富な場所が圧迫されている
  2. 長時間体が圧迫されている
  3. 圧迫されている場所で血流が障害されている



上半身に比べて下半身の方が筋肉が豊富なので、
下半身の方が発生しやすいです。

危険と言われる理由

瓦礫から救出された時は元気でも突然容態が悪化し、
意識を失ったり、亡くなったりしてしまうのです。

なぜこのようなことが起こるのか?以下をご覧ください。

長時間の圧迫を受けると?

瓦礫などで筋肉が長時間圧迫されてしまうと
圧迫されている部分への血流が絶たれて筋肉の細胞が壊れてしまいます。

壊れた細胞からは筋肉にあったカリウムやミオグロビンが大量に漏れ出し
、毒素となり、圧迫から解除されると]全身に巡って[/futoziしまいます。

最悪、死に至るケースも・・・

流出した大量のカリウムは心臓で心室細動不整脈
ミオグロビンは尿細管閉塞によって急性腎不全を引き起こします。

最悪の場合、死に至る大変危険な症状です。

他にも腫脹によって血流悪化し、
血圧低下やコンパートメント症候群を引き起こします。

私たちに出来ること

では身近にクラッシュシンドロームをおこした方がいた場合、
何ができるでしょうか?

以下をご覧ください。

119番、声掛け、水分補給

  • 速やかに119番通報を行うか、周りの方にお願いする
  • 負傷者に声をかけて励ましてあげてください
  • 可能であれば沢山の水を飲ませる(大量流出したカリウム等の血中濃度を下げる為)



また素人判断での瓦礫の撤去は危険です。

レスキュー隊に任せましょう。

軽度な圧迫でも油断は禁物

圧迫が軽度で自分たちで救出しても油断しないでください。

また搬送先となる病院に以下の事を伝えてください。

  • 圧迫されていた時間
  • 圧迫されていた場所
  • 何に圧迫されていたか?



昨今災害が頻発し、地震大国である日本だからこそ、
クラッシュシンドロームに関する知識が必要です。

この記事の筆者
庄本 泰崇(しょうもと やすたか)
福島区の整骨院、「ふくしま駅前整骨院」の施術者。
柔道整復師と鍼灸師の資格を持ち、信念を持って施術を行っています。

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